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建築・都市デザイン
 私どもの身の回りの住宅スケールから公共建築や都市スケールの企画〜計画〜設計・監理までを一貫して関わることを目指しています。これまで北九州・門司港地区の一連の都市デザイン活 動に代表されるように、地域活性化のためのまちづくりの基本構想から施設建築物・公共空間の 設計まで関わってきました。私たちは価値のあるものを大切に保存、再生し、後世に残すことが 地域文化の継承、省資源化社会への貢献、と考えています。このような視点も踏まえ、建築から 都市空間の全体のデザインコーデイネートから計画・設計までを担当します。
 
東御市(長野県)舞台が丘公共施設整備事業
新図書館・中央公民館等設計監理


2008-2014
東御市


正面ファサード
1.プロポーザル
第一期計画ダイヤグラム

 東御市は長野県東部に位置し、旧小県郡東部町と北佐久郡北御牧村の2町村が合併し、2004年4月誕生、人口約3.2万人のまちである。北は上信越高原の浅間連山を背にし、南は千曲川と鹿曲川を望む豊かな自然が広がる地域であり、さらに旧北国街道の歴史が感じられるところでもある。
市庁舎等公共施設群の集中する舞台が丘地区の再整備のための公開プロポーザルにより特定された。

2.市役所本庁舎増改築(図書館合築)基本・実施設計

  (第1期)

 
長野県東御市  官庁・公共施設リノベーション事業
 ・新築、耐震改修、設備更新、内外装改修
 ・手法:全体計画認定制度(最長20年)
 ・I期:市庁舎増改築及び新図書館新築(合築)
  吹抜け通路(ガレリア)及び中庭を中心として点在する既存施設、および庁舎・図書館の一体化を図った。
市庁舎東棟正面

      中庭の風景 左:図書館 中央:庁舎東棟 右:本館

諸元(第1期工事)
所在地  :長野県東御市
計画地面積:約2.1ha
【新築】
東館:SRC造地下1階・地上3階 4031.49m2
渡廊下:S造地上1階 14.56m2 
中庭回廊:S造地上1階 83.98m2
【改修】
本館:RC造 地下1階・地上3階 1891.24m2 
舞台が丘会館:RC造一部S造 地上2階 614.14m2
北館:S造 地上4階 1586.79m2 改修

                            図書館 開架書架

 

設計:アプル総合計画事務所(意匠・外構)
構造:ビー・ファーム
設備:総合設備計画
積算:フジキ積算
施工:竹中工務店(2012年8月竣工予定)

     左:エントランスホール  右:図書館 閲覧コーナー

3.舞台が丘整備実施設計

  (第2期 進行中)

 
第2期全体計画
諸元(第2期工事)
【改修】
中央公民館:RC造一部S造 地上3階 2787.02m2 耐震改修
子育支援センタ-:S造 地上2階 775.62m2 耐震改修
勤労者会館:RC造 地上2階 m2 耐震改修

 

 

設計:アプル総合計画事務所+関 建築+

    まち 研究室(意匠・外構)
構造:A&A構造研究所、設備:総合設備計画

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横浜山下町地区A,B1、B2街区施設建築物設計にかかる都市デザイン調整業務等
2006-2007
都市再生機構 神奈川地域支社
(有)香山壽夫建築研究所・adwと共同(JV)
 神奈川県立のホールとNHK横浜新放送会館の複合施設の設計、及び都市デザイン業務について公募がおこなわれ、応募件数18件の中から「香山・アプル総合・アプルデザイン設計共同体(以下香山アプルJV)」が設計者に選定された。

■ 都市デザイン調整
 アプル総合計画事務所は主に都市デザイン担当として、隣接するA・B1・B2街区施設の調整を行い、調和のとれた質の高い都市景観の形成を目指した。 多数の事業主体関係者(香山アプルJV、神奈川県、NHK、A・B2街区の民間事業者、都市機構)を一堂に会したデザイン調整部会(座長:中野恒明)を運営し、デザイン指針を策定した。 通りに面する建物の表情に関するデザインの調整や、隣接街区間にペア広場や通り抜け通路などのまちづくりへの自由な発想を最大限に活かすように提案し、各方面との調整を行っている。デザイン指針の実施については、学識経験者(北沢猛 東京大学教授、北山恒 横浜国立大学教授)、および横浜市都市デザイン室との協議も行った。 2010年の竣工までに適宜調整会議を行い、各部デザインの詳細や管理運営に至るまでの調整を行う予定である。

■ 歴史的建物の保存改修実施設計
 香山アプルJVの設計チーム(香山寿夫・大野秀敏中心)にアプル総合計画事務所スタッフを配し、KAAT 神奈川芸術劇場/NHK横浜放送局ビル+旧横浜居留地48番館の保存建物の建築設計全般のサポートを行い、都市デザイン調整者との橋渡し役を行った。とりわけ敷地内歴史的建造物である明治16年の創建とみなされる横浜居留地建築の唯一の遺構である旧48番館の保存改修については中心的役割を担った。

旧48番館の内部とガラス屋根

旧48番館通りの半屋外カフェ予定地と奥は旧48番館

■ 歴史的遺構の保存展示設計
遺構復元展示と説明パネル(夜景)

旧コッキング商会敷地から出土したレンガ塊

 B1敷地内に残された、明治16年の創建とみなされる横浜居留地建築の唯一の遺構である旧横浜居留地48番館の保存改修計画を行ったもの。県の文化財指定を受け建築的・歴史的な価値が高いということも踏まえ、県・市の関係各課や学識者・専門家との協議も重ね、遺構部分はそのままに、平成13年度の保存事業で架けられている屋根の再改修を行い、より一般市民に見学しやすく分かりやすい姿となるように計画した。着工直前の文化財調査によって、敷地内に幕末〜関東大震災前の建物遺構などが発掘され、その幾つかを建物内および周辺外構に保存・展示について検討を行って来た。

諸元
 発注:UR都市機構神奈川地域支社

 構造:S造+RC造+SRC造
 階数:地下1階、地上10階
 建築面積:4,878.63m2
 延床面積:20,307.63m2
 用途:劇場+事務所

 意匠:香山・アプル総合・アプルデザイン設計共同体
 構造:MUSA研究所、構造計画研究所
 設備:森村設計
 音響:永田音響設計
 照明:LPA(ライティング・プランナーズ・アソシエイツ)
 遺構展示意見交換会:山下居留地遺跡の価値を考える会、かながわ考古学財団、学識者ほか
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新潟駅・駅前広場競技設計〜南口広場実施設計〜

2003-2010
新潟市・JR東日本


新潟駅駅舎駅前広場設計プロポーザル
2003
新潟市

【最優秀賞 - 特定】堀越共同体の一員として参加
 当該プロポーザルは「新潟県民・市民に親しまれ後世に誇れる「新潟駅 駅舎・駅前広場」の整備を図るため、広く専門家に呼びかけ優れた提案を受けるとともに、県民・市民の思いが活かされた計画案を選定すること」を目的に行われたものである。アプルは1次通過者の堀越氏からの要請で、都市計画担当として参画、4社共同体案を作成、、市民参加を取り入れた公開による最終審査によって、最優秀賞-特定-を得た。キーワードは人・交通・自然が気持ちよく循環する「都市の庭」であった。

<共同体構成員>
(責任者・建築担当) :堀越英嗣/(株)アーキテクト・ファイブ
(副責任者・都市計画担当) :中野恒明/(株)アプル総合計画事務所
(ランドスケープ担当) :佐々木葉二/鳳コンサルタント(株)
(土木担当) :荻原武治:パシフィックコンサルタンツ(株)

新潟駅・駅前広場等計画(基本設計)
2005
新潟市

アーキテクト・ファイブ/アプル総合計画事務所/鳳コンサルタント/パシフィックコンサルタンツ 4社JV
新潟駅駅舎駅前広場プロポーザルを受け、2つの駅前広場(万代口広場:約17,000m2、南口広場:14,000m2)および関連街路の基本計画・基本設計作業を4社JV(代表:堀越英嗣-アーキテクト・ファイブ/アプル総合計画事務所/鳳コンサルタント/パシフィックコンサルタンツ)で取りまとめた。
 具体の計画案策定に際しては、「市民の思い」を反映すべく、地元のNPOまちづくり学校とも連携し、市民参加型のワークショップ方式で進められ、中野は副責任者として、前提条件の整理〜基本計画のとりまとめ、基本設計の各社間のコーデイネート役を担った。

協力:ぼんぼり光環境計画(照明計画)

3・2・505弁天線(新潟駅南口広場)実施設計〜意匠設計
2006-2008
新潟市
堀越英嗣アーキテクト・ファイブ/アプル総合計画事務所/鳳コンサルタント/パシフィックコンサルタンツ 4社JV


新潟駅南口広場実施設計、新潟駅南口駅舎接続施設詳細設計にかかるデザイン監修業務・協力
パシフィックコンサルタンツ
(新潟市/JR東日本上越工事事務所、(株)堀越英嗣 ARCHITECT5と共同)


全体計画図(南口駅前広場および弁天線の一部)


南口広場のペデすとリ案デッキ大屋根方向の夜景、パラソルイベント時


アルビレックス新潟応援パブリックビューイングをペデから望む


ペデストリアンデッキを下から見上げる

 基本設計を行った2つの駅前広場(万代口、南口)のうち、先行して供用が計画されている新潟駅南口広場および弁天線(南口駅前通り)、南口ペデストリアンデッキの一部の実施設計である。
 基本設計では駅を挟んで南北で連続する広場を計画しているが、南口広場整備後、万代口整備までには10余年の時間があるため、将来の一体化を視野に入れた第一段階計画として南口で機能が完結するように変更設計を行った。
 駅前広場に関しては基本設計と同様に4社JVで設計を行い、アプルは全体を統括しながら鳳コンサルタンツと協働で歩行者空間の詳細設計までを行っている。ペデストリアンデッキに関しては、パシフィックコンサルタンツの設計に対し、堀越英嗣アーキテクトファイブとともにデザイン監修を行った。
 基本設計と同様、平行して市民参加型のワークショップを行うことで、市民意見を具体の設計に反映させている。ワークショップでは駅前広場中央の歩行者広場の具体的な利用方法から市民による維持管理の仕組みづくりまで広く議論が行われ、完成後は市民活動の場として積極的に活用されることが期待されている。

NPO新潟まちづくり学校による市民参加ワークショップの記録集より

諸元
■新潟駅南口広場
 所在地 :新潟市花園1ほか
 地域地区:商業地域・許容建ぺい率80%・同容積率400%
 面  積:約14,000m2
       バスターミナル部約2,800m2
       タクシー停留所約560m2
       歩道約5.100m2
       南口中央広場約1,350m2
       自家用車駐車場約1,000m2
 発注者 :新潟市
 基本設計:堀越英嗣+堀越JV
  - アーキテクトファイブ[堀越英嗣・川村純一・松岡拓公雄・城戸崎博孝]
  - アプル総合計画事務所[中野恒明]
  - 鳳コンサルタント・環境デザイン研究所[佐々木葉二]
  - パシフィックコンサルタンツ[荻原武治])
 実施設計:堀越英嗣+堀越JV
  - 堀越英嗣ARCHITECT5[堀越英嗣]
  - アプル総合計画事務所[中野恒明・池田晃一]
  - 鳳コンサルタント・環境デザイン研究所[堤肇・坂田健太郎]
  - パシフィックコンサルタンツ[田井賢])
 仕上げ:
   舗装・御影石(白・桜・グレー)
   透水性平板ブロック
   再生木デッキ
   ベンチ(御影石・御影石+コンクリート)
   シェルター
   街路灯他



■新潟駅南口駅舎接続施設
 面積:ペデストリアンデッキ1498.18m2
    コネクターキューブ(屋内階段)102.08m2
 構造階数:S造・地上2階、基礎杭:鋼管杭
 最高高さ:16.1m、軒高:14.9m
 発注者:新潟市
 基本設計者:同上
 実施設計者:東日本鉄道・パシフィックコンサルタンツ
 意匠監修:
  - 堀越英嗣ARCHITECT5[堀越英嗣]
  - アプル総合計画事務所[中野恒明]
 仕上げ:屋根・アルミハニカムパネル
     トップライト・強化合わせガラス他

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横浜税関本関庁舎設計者選定プロポーザル 設計監理
2001-2003
国土交通省関東地方整備局 - 香山壽夫建築研究所と共同(JV)
横浜の歴史を刻む、税関庁舎の保存・増築の設計者選定の公開プロポーザルコンペによって特定され、設計に関わったものである。コンペ段階は2人の建築家(香山壽夫・大野秀敏両氏)と中野が都市デザイナーの立場で協同し、横浜発祥の港および周囲からの景観への配慮など、増築部の高さ、位置等について、条件付けなど協力した。  設計段階は両建築家に委ねた形となったが、アプルとして監理段階までJVとして関わった。 (著作権等は香山、大野両氏に帰属)

【外部リンク】横浜税関本関 (APL design workshop) - http://www.apldw.com/office.html#yokohama-zeikan
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旧門司税関保存修復
1991-1994
北九州市

 明治45年築の旧門司税関の保存の事例。半ば廃屋に近い状態となっていたこの建物を港湾緑地休憩所として再生、アプルは構造調査から保存工法、復元活用検討から基本設計・実施設計・監理までを5ヵ年にわたって担当した。工法検討に際しては委員会を設置(座長:片野博(九州芸術工科大学教授)、赤レンガの両翼の復元を決定し、現在の姿が形作られている。
□諸元
 発注:北九州市港湾局,建築局

 構造階数: 組石造(レンガ−既存部, 復元部)地上2階, 塔屋1階
 一部木造・RC造(新設内部架構)
 延床面積:897.90m2
 主要用途:休憩所, 展望台, 展示スペース

 原設計:大蔵省臨時建築部(担当−咲寿栄一, 指導−妻木頼黄)
 設計:大野秀敏+アプル総合計画事務所
 協力:保存工法検討委員会(座長−片野博 九州芸術工科大学教授)

 材料試験・調査−清水建設,
 診断・構造設計−TIS PARTNERS
 設備設計−新日本設備計画
 家具−フジエアトリエ(藤江和子)
 施工:山田組(第1期−外壁一部補修,撤去工), 清水建設(第2期)
 (本作品は、大野秀敏氏(現アプルデザインワークショップ)との共同作品)

□経緯
 旧門司税関保存工法検討 '91.11 - 92. 3
 旧門司税関修復保存基本実施設計 '92. 3 - 92. 3
 旧門司税関内部改修工事設計 '92. 7 - 93. 9
 旧門司税関補修工事監理 '92.12 - 93. 3
 旧門司税関改修工事監理その2 '93. 6 - 94. 3
 旧門司税関改修工事監理その3 '94. 4 - 94.10
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サッポロビール旧九州工場本事務所記念施設調査設計監理
2003-2005
恵比寿ガーデンプレイス株式会社
サッポロビール門司工場の日田移転に伴い、鉱宰レンガの本事務所をビール会社がビールミュージアムとして整備し(まち総事業―後にまちづくり交付金事業)、地域に残すことを決定、設計者選定のプロポーザルを経て、特定。北九州事務所(萩原貢)を中心に保存修復、ミュージアムへの活用のための設計.監理を担当した。

【外部リンク】
門司赤煉瓦プレイス - http://mojirenga.navitown.com/
北九州市門司麦酒煉瓦館 - http://mojibeer-mm.jp/
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門司港地区の総合的まちづくり計画および設計
2004
北九州市
門司港船だまり沿いプロムナード


埋め立てを回避された門司港第一船だまり

 かつて九州随一の繁栄を誇った海峡の町・門司港、明治、大正、昭和初期の洋風建築の多くが解体の危機に瀕していた。歴史的遺産を活かした地域再生のための様々な街づくり事業が始まったのが昭和の末、「レトロ」はその願いを込めたキーワードであった。 アプルは門司港の都市環境デザインに計画初期段階から関わり続け、全体のマスターデザイン(レトロ地区設計)、広場・街路や水辺のプロムナード・はね橋、駐車場、旧門司税関などの歴史的建物の保存修復、街角の小建築物等の設計およびデザイン監理に関わってきた。(第一期計画) その後、第二期実施計画づくり、サイクリングロード、夜間景観整備にかかる設計協力(石井幹子デザイン事務所)、門司港地区都市再生整備計画、門司港地区まちづくり総合支援のための基本計画策定業務委託など、引き続き関わってきている。
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門司港レトロの都市環境デザイン
レトロ広場 - 噴水時(左)/イベント時(右)

船だまり沿いプロムナード(物揚場)

親水広場(緑地C)

親水緑地前(旧門司税関とはね橋を見る)
はね橋(ブルーウィングもじ)

 
コンクリート証明柱
グッドデザイン景観賞 1991
設計:アプル+南雲勝志


  ○新旧比較
海峡プラザ前



旧門司税関の外観



親水緑地前
旧門司税関とはね橋を見る




船だまりから旧門司税関方面を見る
新たな夜景スポットとなる




レトロ広場
海峡ビルが撤去され駅から海峡を望むことができる




港湾緑地内のプロムナード
緑地沿いの飲食店のオープンカフェ等が並ぶ

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